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2012年5月 2日 (水)

LiFeAs-BS102-J3-8 by 3He-STM(その3)

無事アプローチしたが、トポグラフに昨日は見られなかった浅い凹部が多数観測された。吸着物の影響かもしれない。超伝導ギャップもあるにはあるが、はっきりしない。探針もダルなので、終了した。

このままの低い劈開の歩留まりに探針の歩留まりを考えると、このままでは神頼みと同じである。探針の評価をきちんと行うための金清浄表面の準備に再度取り掛かることにする。処理室に置いてあった、試作中の可搬型電子ビーム加熱ステージのデガスを行った。モリブデンの輻射率を0.3と仮定して、1000℃まで加熱し、1.5×10-8Torr程度までデガスしたところで、本日は終了した。

ステージ本体はモリブデン製のM12P1のネジであり、加熱時にタンタル製の雌ネジにねじ込まれる構造である。ネジ部はネジ山を入れて1mm程度の薄肉である。以前、加熱後変形して取り出せなくなったので、今回、ネジをユルユル(M11.7程度)にして再作製してもらった。Fuさんが一度デガスしていて、その時はOKだった。今回も若干スムースでないところがあったものの無事に外すことができて、試料ストック台に移せた。しかし、その後、念のためもう一度ストック台から外し、再度ねじ込もうとしたら入らなかった。ルーペで観察したところ、どうやら変形のせいではなく、何かがネジ溝にくっついているようである。そうであれば、比較的簡単に直せるはずである。

現在のホルダーとの互換性確保のため、ネジを使っているが、ネジを使わない方法も考えねばならないだろう。

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