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2012年4月23日 (月)

予冷

心配されたDewarのブローアウトチューブのブロックは無いようで安心した。

Dewarの断熱槽は、昨日から小型(たぶん50L/s位)のターボポンプで真空排気していたが、Dewarがまだ完全には室温に戻っていないので、底にある窒素追い出し用の30Wのヒーターを焚いたところ、大量のデガスがあり、真空度が10-4Torr台まで悪化した。おそらくゲッター用のチャコールからのデガスと思われる。

Dewarを除振台にセットした後、10W程度のパワーでヒーターを焚きながら、150L/sのターボポンプで数時間ベーキングした所、10-6Torr台の前半までは排気できたので、窒素で予冷を行った。

ここまでは順調だったが、導入室に入れてあった3個の試料を処理室に移そうとしたところ、全ての試料がすでに劈開していることが分かった。作業中の振動でピンが取れてしまったらしい。スコッチテープでは劈開できないのに、なぜこのバッチの試料が割れやすいかはっきりしないが、昨日、グローブボックス内でやはり簡単に割れてしまった表面は光沢が全くなかったので、汚染された機械的に弱い面が先に劈開することを考えれば、今のうちに割れてしまって良かったともいえる。

ヘリウム温度になって測定が開始できるのは明後日なので、実験スケジュールそのものには変更ない。

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