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2011年1月 6日 (木)

LiFeAs#SF4-11 STM/STS by 3He-STM(その2)

無事アプローチしたが、10°以上傾いていて、フレークの上らしい。一応、スキャンはできるので、100nm四方をスキャン。欠陥の種類と数は、以前の測定と矛盾ない。

スペクトルには、やはり2つのギャップ構造が観測された。以前、不安定で測定できなかった、「穴」状の欠陥の上でもスペクトルがとれたが、ここでもギャップ内状態が形成されていることが分かった。一見、この穴は、欠陥位置の点群の対称性を保っているので、学会等で話した「局所対称性の破れがギャップ内状態と関連」という想像は違うかもしれない。これが単なるLiあるいは、As欠損であれば、磁性を持つとは考えにくいから、苅宿-小形論文等を参考にすると、ギャップ関数に符合反転があることを示唆しそうだが、現段階ではとてもそこまで主張できる証拠は無い。

途中で探針が変わってしまった。欠陥の型をはっきりさせようとして探針を試料に近づけると、欠陥の形が不規則に歪むので、いろいろ探針をいじめてみたが、改善されず、探針はFIMでクリーニング、試料は交換。

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