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2010年12月10日 (金)

Bi2Se3 #3-3 STM/STS by 3He-STM(その18)

幸い、マッピングの終わり近くのゴミのところで、探針の形がもとに戻った。欠陥の見え方が前と全く同じなので、系統性の実験が続けられる。

輝点近傍では、n=0のLandau準位のエネルギーが低くなっており、Se欠損による電子ドープとコンシステントである。広い範囲のスキャンではっきりした。

多くのLandau準位を含むエネルギー領域のスペクトルを代表的な場所で取って比べてみると、場所によって変わるのはn=0~2程度の準位だけで、nが大きくなるにしたがい、場所依存性はほとんどなくなる。一見、E-kの分散関係が場所依存するように見えるが、長さスケールがkを定義するのに十分かどうか、検討が必要だろう。

日曜夕方から出張なので、ギリギリの日曜昼まで、帯状の構造のエネルギー変化をしらべるためのエネルギーを細かく刻んだマップをとることにした。前のマップと同じエネルギーも含まれるので、探針が変わった影響が無いかどうかのチェックも兼ねている。73layersだが、変調振幅0.7mVなので、各layerが完全に独立なわけではない。約41時間のマッピング。

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